犬の服・犬服やベッド・キャリーバッグ・スリングなどのペット用オリジナル商品を販売しています。
RSS
 

犬のがんについて

人と同様に犬の体には数十兆個の細胞からできています。がん細胞はもともと遺伝子の突然変異によって体内にできます。健康なうちはそのがん細胞が過剰に分裂・増殖しないように体内でコントロールされています。しかし加齢による免疫低下などに伴ってコントロールを失い遺伝子の突然変異によってできたがん細胞が増殖・分裂を繰り返し、大きくなって体内の栄養を奪ったり、臓器を圧迫させたりして機能低下に陥り、最後には死に至るという遺伝子の病気です。近年では、犬の生活環境や衛生面の向上、栄養価の高い食事などにより昔より長生きできるようになりました。しかし、その寿命の延びによって生じる病気が「がん」なのです。飼い主にとって愛犬が長生きしてくれるのはとっても嬉しい事ですが、その高齢化によって生じてしまう病気を予防してあげることや、早期発見を心がけ愛犬の健康状態を把握しておく事がたいせつです。

■死亡原因1は「がん」

長生きするようになった犬の主な死亡原因の1はなんと「がん」なのです。がんは10歳以上の犬の半数近くがかかっているといわれています。人間も同様に死亡原因1は「がん」です。しかし人間よりも犬のほうがその割合は大きいといわれています。

■ 犬に多いがんの種類

※乳腺腫瘍(乳がん)

8〜10歳前後の避妊手術を行っていないメスに多く、50%が悪性(すなわち「がん」です)で50%が良性。人間と同様で乳房にしこりができる悪性のものであれば肺や肝臓、リンパ節などに転移する可能性がある。

※皮膚腫瘍

皮膚の腫瘍のなかでももっとも多いのが肥満細胞種これは転移しやすく体表のどこでも発生する。皮膚にこぶ状の固いしこりや腫瘍ができる。

※口腔腫瘍

その名のとおり口の中にできる腫瘍で、メラノーマや扁平上皮がんなどがある。メラノーマは口腔内の粘膜や舌に黒い腫瘍ができ、進行が早い。

※悪性リンパ腫

血液のがん。あごやわきの下、足の付け根などのリンパ節が腫れる。リンパの流れに沿って体全体が蝕まれることがある。

他にも前立腺がんなど高齢の去勢手術を行っていないオスにしばしばみられます。

■ 予防できるがん

「乳がん」は発情の2回目までに避妊手術を行う事で、発病のリスクがかなり抑えられます。子供を産ませる予定などのない犬の場合は早めに手術を行ったほうがいいでしょう。また子供を産ませたい場合は出産後に避妊手術を行ったほうがいいでしょう。しかし、避妊手術をすることは決して簡単なことではありませんし、自然のままにしておきたいなど避妊手術を反対と考えている人も多いとおもいます。しかし愛犬の健康を管理してあげることが飼い主の仕事であり義務でもあります。犬は人間と違い一生子供が産めます。そのためホルモンの分泌もずっと行われます。そのホルモンの影響によってストレスや病気のリスクも高まります。またオスも早期に去勢手術をすればストレスの軽減はもちろんのこと、前立腺がんや精巣がん、肛門周囲腺腫瘍を防ぐ事ができます。かわいそうと思うかもしれませんが、こういったホルモンによる病気やがんにかかるリスクを少なくしてあげるための手術を決断するのも飼い主の責任だと私はおもいます。

■ がんの早期発見・早期治療

犬は自分で痛みを訴えることができません。犬のなかでは痛くても耐えてしまう犬種もいるそうなのです。高齢にさしかかってきたら愛犬のボディチェックをしてしこりや腫れなどがないか、日々チェックしましょう。体内の状況は触ってみてもわからないので、極端に食事の量が減ったり、急に痩せたり、動かなかったりするようであればすぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。また特に健康に問題がなくても8歳〜10歳を過ぎたら定期的に診察を受けましょう。

■ がんにかかってしまったら

もし愛犬ががんにかかってしまったら、獣医師と相談しどのような治療をするか考えます。がんに侵されている場所や進行状況によって治療法は様々です。人間と同様に主な治療法は手術などをおこなって取り除く外科療法や抗がん剤やステロイド剤投与してがん細胞を小さくしていく化学療法や放射線を患部にあてて治療する放射線療法などがあります。このような治療法は獣医師の先生にお任せするしかありません。しかし、私達飼い主が愛犬にしてあげられることがあります。それは食事管理と免疫治療です。

※食事管理

がん細胞は炭水化物を好みます。そのため体内のエネルギー源となる食事をがん細胞にとられてしまい、食事を与えているのに痩せてきてしまったなどという現象になってしまうのです。逆にがん細胞は脂肪性のものは上手く利用できません。その性質を活かして炭水化物を少なくしがん細胞のエネルギー源を抑え、脂肪を多く含む食事を与える事で犬のエネルギー源を確保でき、体の衰弱を抑えることができます。しかし毎食手作りで与えることはそんなに簡単なことではありませんよね?現在ではがん専用のドッグフードも出ていますので、そのドッグフードとプラスして与えてもいいかもしれません。またドッグフードで注意しなければならないのがドッグフードに含まれる添加物です。酸化防止剤や防腐剤、着色料などの含まれていない新鮮なフードを選びましょう。

※免疫治療

私達飼い主ができる免疫治療とはひと言でいってしまうと、自己防衛能力を高めてあげることです。方法は様々ですが、ハーブ療法やお灸、サプリメントなどがあります。痛みを和らげてあげるマッサージなどもいいですね。そして愛情を注ぐ事、不安にさせない事も大切ではないでしょうか。

何よりもがんにかかってしまったら・・・と考えるよりもがんにならないように毎日のボディチェックや愛犬の異常を察知してあげられるようになりたいですね。また愛犬の欲しがるままにおやつや食事を与えるのはやめましょう。人間と同様に肥満は様々な病気を引き起こす可能性がありますので、食事管理に気をつけましょう。

ページトップへ