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カーミングシグナル

◆カーミングシグナル◆

カーミングシグナルとは?
不要な争いを避けるために自分の立場や感情を相手に伝える際の犬に生まれつき備わった非音声言語の事を言います。
「カーミング」は英語で“鎮めるや落ち着く”の意味を持つ「カーム(calm)」と“合図や信号”の意味を持つ「シグナル(signal)」を合わせた言葉で「犬のボディーランゲージ」とも言われているそうです。

ここで紹介するカーミングシグナルは、ノルウェーのトゥーリッド・ルーガス女史が提唱したものです。またこれから挙げる27項目はルーガル女史が体系化したものです。

1:ゆっくりと歩く
他の犬を見つけると一旦停止します。その後ゆっくりと歩きだし幾度か止まりながら犬に近づいていきます。他の犬に近づくときまっすぐには近づきません。相手の犬から敵意があるのかないのかなどのメッセージを貰うために呼びかけています。相手からメッセージが返ってこないと近づくことはしないようです。

2:体を横に反らす
犬同士が近づいたとき、視線を避けるように体を横に反らす行動。自分の脇腹を相手に見せて相手に対して敵意はないことを表します。「あなたが好きだよ」とか「友達だよ」と言っているようです。この行動は犬同士だけでなく人間に対しても行います。

3:カーブを描きながら近づく
犬が初めての犬と近づく時にはまっすぐには近づきません。カーブを描くように近づきます。これは相手に敵意が無いことを表すようです。また警戒・緊張している様子でもあります。

4:横を見る
犬が見知らぬ犬と近づく時、目と目や鼻先と鼻先と最初に合わせることはないようです。体の横を見せながら、おしりの方から近づいていくようです。ここが犬同士のコミュニケーションがとれているか見極めるところだそうです。ここまでできたら、犬同士のコミュニケーションがとれていると判断して良いようです。

5:尻尾をふる
しっぽをふる行為は大抵は好意を表しています。嫌ならふらない、少しうれしいときは小さくふる、とても嬉しい(楽しい)ときにはビュンビュンとふるといった具合です。体全体で、ワイパーのように振ったり小刻みに振ったりする場合は友好的です。しかし全く逆の意味の時もあります。それはしっぽをピンっとあげてから小刻みにに振ったり、ゆっくりと上げたり曲げたりまた、振る幅が小さいときは「友好的ではない」ということを表しているようです。

6:座る
状況が難しくなった時に出されるはっきりとした争いを避けるシグナルです。自分や相手を落ち着かせるためのシグナル。服従だけを表すだけでなく、安全確保のためのシグナルの様です。

7:どこかに行ってしまう
犬同士お互いを認めた後に見られるシグナルです。自分のテリトリー内に居るからどこに行っても大丈夫という安心感や快適さを表すシグナルです。

8:前足を上げる
緊張や興奮を落ち着かせようとしているシグナル、人間で例えると大勢の前での発表などをする際に胸に手を当てて深呼吸するようなことに似ているかもしれません。もしこの行為を愛犬が人間に向けて見せたら、それは喜んでいると思っていいそうです。

9:鼻を持ち上げる
空を見てにおいを嗅いでいるような仕草は、自分が相手に敵意を持っていないことを訴えて相手を落ち着かせようとしているシグナルです。人間に対してする場合は、何かしてほしいときが多いそうです。

10:2頭の間をさく
知っている犬と見知らぬ犬がいた時にとる行動です。これはヤキモチの様に思われがちですが、相手が違う群れであることを警告しています。注意して、油断しないで!と訴えているようです。

11:あくびをする
相手に落ち着いてほしいときや犬(自分)がストレスを感じた時にだすシグナル。飼い主が怒った時にこのシグナルを見たら「もう怒らないで」というシグナルなので怒るのをやめるようにすると良いでしょう。なぜなら、犬はシグナルが通じないと混乱して、シグナルを出さなくなってしまうそうです。

12:体を振る
濡れてもいないのに体をぶるぶるする時は何かに対して嫌がっている、ストレスを感じているというシグナルです。体を一生懸命振ることで嫌な事を振り払おうとしている行動です。この行動を見たら早めに原因に気付くようにしてあげましょう。

13:体を低い位置に落とす。(前足を前に出し姿勢を低くする)
今にも飛びかかろうとしているこの体勢は「歓迎・喜び・遊びの誘い」のシグナルです。

14:子犬のように振る舞う
子犬のようにじゃれついてきたり、周りを回ったりする行動は遊びの誘いのシグナルです。一緒にいる事を喜んでいるようです。

15:その場に居ないように振る舞う
うれしさの高ぶりを抑えるシグナル。お散歩に行く前とか、ご飯の準備をしているときなどに「無関心」を装うような態度です。

16:口元を後ろへ引く
犬と犬との顔が見合ったときに交わされるシグナルです。敵意が無い、軽い服従を表す行動の様です。まるで笑っているような表情にも見えます。

17:歯をカチカチと鳴らす
歯をむき出しにしていたりしなければケンカ腰の相手を落ち着かせようとするシグナルです。恐怖から来るものではないそうで、首の毛が逆立っていたり、歯をむき出しているとそれは威嚇のシグナルになります。

18:口と鼻の周りを舐める
犬に対しては相手に敵意を持っていない事を送るシグナル。人間に対しては喜びのシグナル。自分の鼻を舐める場合は期待への興奮を落ち着かせている行動。

19:口をパクパクさせる
嫌がる気持ちや興奮状態を抑えるための行動とされている。

20:背中を向ける
相手を落ち着かせるために行うとても強烈なシグナルです。相手を嫌がっている行動ではなく落ち着かせようとしています。犬が人に飛びつこうとした時も、背中を向けると犬は飛びつくことができずに周りをグルグルとまわります。

21:オシッコをする
犬同士が認め合った後にするオシッコあ「友達になった」というシグナルです。散歩途中にオシッコしたあとに飼い主を見るのであれば飼い主に対しての最高の親愛の情を表すシグナルになります。

22:静止(凍りついたように止まる)
犬とあった時にするのは「1:のゆっくり歩く」と同じ意味を持ち、相手にシグナルが通じているかを判断している行動です。

23:地面のにおいを嗅ぐ
知らない場所や犬同士出会った時にする行動で不安や緊張を表し、それを抑え、自分を落ち着かせようとしているシグナルです。

24:伏せる
相手を落ち着かせるための最上級のシグナルです。服従だけを表すだけでなく、「座る」よりも強いシグナルのようです。

転位行動
例えば、攻撃的な犬が人に飛びかかろうとしたとき、その対象となる人が背中を向けてカーミングを出したとき、その犬は飛びかかれず余ったエネルギーを近くにあった木の枝などを噛むなどしてストレスを違う対象に向ける行動の事を言います。

★犬は本来争いを好まない動物なので、カーミングシグナルといういわゆる“犬語”を使って争いを回避してきました。飼い主などにもこのサインは使いますが、公園などで他の犬が近づいてきたり、見知らぬ人に囲まれたりした時などもストレスを感じてこのシグナルを使うことがあると思います。
飼い主が愛犬の出すシグナルを素早く読み取ることができれば、愛犬は自分を理解してくれていると信頼感が増してより落ち着いた犬に育ってくれるそうです。

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